管理人の真弓知也です。人見知りで富士額な男です。よろしくどうぞ。
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野球、ごめんね Sorry About Baseball (English subtitled)

後日追記
このページでご紹介していた動画は埋め込みが無効になってしまったので、同じお話の違う動画に差し替えてあります。

アップ主さんの説明

This story based on the comments in the Japanese hugest BBS “2channel”.
Someone posted this story in the BBS, and after another someone made several ASCII arts which included this movie. That became very famous tearjerker in the 2channel and Japanese flash movie already exists.
This movie is just translated and following version of them.
Well, if you feel my English is strange, please tell me with kindness like your mother. Thank you.

管理人のコメント

2ちゃんねるの泣ける話しです。

ダメですね、このへんは管理人のツボなんで… もうなんていうか切なくてしかたありません。

お母さんの気持ちがね、分かるんですよ、電車の中で「母ちゃんバカでごめんね」って言った時、その時どんなに切なくて悲しかっただろうかと…

管理人には父親は違うけれど歳の離れた弟や妹が4人いるんですよ。一番離れている弟が23歳違いなんですけど、このくらい離れるともう兄弟というより我が子のような感覚になるんですよね。

その兄弟達にすごく貧乏させたんですよ。親父がちょっと特殊な人間で、ハッキリいうと元暴力団のチンピラだったんですね。で、働かない・大酒飲み・女癖が悪い・お金が入っても一切渡さないという感じで、家にはお金はいつもなかったですね。

管理人も援助できるところはしてきたつもりですけど全然足りないんですよね。当時住んでるところは地方の観光地だったので、男の仕事が少ない地域だったんですよ。それで手取りが12~13万とかの仕事してましたから、自分の生活費引いたらいくらも残らないんです。節約のために何度か同居とかもしたんですけど親父とはハッキリ言えば他人だし、特殊な人種でもあるせいでやっぱり色々とうまくいかないんですよね。

母さんは死ぬほど苦労してましたね、今時つくしんぼうとか取って晩御飯のおかずにしてました。でもそれは春にしか食べられないからおかずが無いときは本当に何もなくて、白ご飯に塩かけて子供達に食べさせてました。でも親父はその隣で刺身をツマミにビール飲むんですよ。これ嘘みたいな話だけど本当なんです。彼は晩酌のビールだけは何を犠牲にしても欠かさないんです。お金が無いときでも、よく行くコンビニの店員に凄んでツケにさせてでもビールだけは確保するんですよ。なぜビールなのかは分からないですけどとにかくビールをチビチビ飲むという変わった飲み方をする男でしたね。

そんな生活だったから、管理人が援助したお金は着るものとか高熱費とかにきえるんですよね。日々食べていくことも確かに大事だけど、今時破れた服を学校に着せていかせる訳にはいかないっていうのもかなり切実な問題なんですよ。だから数万円のまとまったお金がある時は服や靴を買っておかないと子供はどんどん大きくなって服が合わなくなりますから。それに、仮に家賃は滞納しても親父が凄んでうやむやにできたりする可能性はあるけれど、電気・ガス・水道は止められてしまうからどうにもならないんですよ。

ある日ね、妹が学校から帰ってきて泣くんですよ。事情を聞いたら「○○ちゃんはいつも同じ服着てる」っていっていじめられたっていうんですね。泣きながら家中のお金を小銭まで集めて服を買いに行きましたね、あの時は…

でもそんな貧乏な暮らしだったですけど、誕生日とかクリスマスとかは奮発するんですよ。日々なにもしてやれないと、年に数回のそういう日だけは何かしてやりたいとよけい思うんですよね。

で、そんな記念日に弟二人ににゲームボーイ買ってやったことがあるんですけど、それから数年後のある日ね、二人でポケモンで対戦やってたんですよ。管理人はアレッと思ったんですね。ていうのが、兄の方にはポケモンのソフト買ってやった覚えがあるんですけど弟には別のソフト買ってやったはずなんですね。そんなにしょっちゅう買えるものじゃないから何を買ってやったかは覚えてるんですよ。

で、「どうしたのそれ?」って聞いたら公園で拾ったって言うんですよ。一応まあ世間一般論で言えばいってはいけないことかもしれないですけど管理人はその時「ふーんそう、よかったねえ~」っていったんですね。それで脇からゲーム画面覗いてみてたら、モンスターのレベルが全部100とかなんですよ。それみて涙が出たんです。この公園に落ちてた、たった一本のソフトでどれだけ繰り返し繰り返し遊んだんだろうって、そう思ったらあまりにも不憫で涙を堪えられなかったです。

その後にちょっと私生活に大きな問題が持ち上がってしまって管理人は地元にいられなくなっちゃたんですね。その辺の詳細はお恥ずかしい話しなんではしょりたいと思うんですが、ただ管理人自身が決して人様に恥じることをしたわけではありません。人に親切にしたらその人のトラブルに巻き込まれた感じです。それでバタバタとしたトラブルが続いてしばらく(二年ぐらい)実家と管理人との連絡が取れない状態になってしまったんですよ。その間に実家のほうでも色々とあってお互いにお互いの電話番号も住所も分からなくなってしまって兄弟と会えなくなってしまったんです。

会えなかった期間は10年以上だったんですけど、その間一日たりとも弟や妹のことを忘れた日はありませんでしたね。眠れば三日と空けずに弟や妹の夢をみてました。その間ずっとあのポケモンのことは頭から離れませんでしたね。

だからこのお母さんの気持ちすごく分かるんです。死ぬ間際に「野球ごめんね」って言った気持ちがすごく分かるんです。死ぬ時にそんなことぐらいって思うかもしれないですけど、そういうのってものすごく記憶に残るんですよ。このお母さんは帰りの電車の中でどんなに悲しかっただろうか、どんなに辛かっただろうかと思います。

でも管理人はこのお話の方と同じように貧乏した者としてひとつ思うことがあるんですね。それは、貧乏は愛情を強くするということです。

お互いにお互いの苦労している姿を見つめ合いながら日々をすごしているとものすごく愛情のありがたさが身にしみるんです。物が何もない暮らしだからこそ愛情のありがたさがよく分かるんですね。

だから貧乏は悪いことばかりではないと思うんですよ。このお話の方は、いっけんまわりの誰よりも貧乏で誰よりも物やお金に恵まれなかったかわいそうな人に見えるかもしれないです。

でも、そうであると同時に、まわりの誰よりもお母さんに愛情をもらってる人でもあると思うんですね。そして亡くなったお母さんはまわりの誰よりも我が子を全力で愛して、そして持てるすべてを注いだ人だと思うんです。

たぶんこのお母さんは、死ぬ間際まで我が子に何もしてやれなかったと思いながら亡くなってしまったんだと思うんです。でもそれは絶対に違うんですね。このお母さんは、人間にとって何よりも大切なものを、生涯、全力で我が子に与え続けた人だと、管理人はそう思います。

だから管理人は他人ながらこの方のお母さんに「どうか天国では泣かないで」と思わずにはいられません。

どうかそうであってほしいと本当に、心の底から、願ってやみません。