管理人の真弓知也です。人見知りで富士額な男です。よろしくどうぞ。
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最後たとわかっていたなら

ここでご紹介しているのは、泣ける系の詩を動画化したものですが、最後のほうに、この詩はアメリカの同時多発テロ事件の救助活動時に行方不明になった消防隊員が生前に記したものであるとテロップが流れます。

が、これは同時多発テロの追悼集会やテレビでこの詩が朗読されたりしたことを受けて、その後にチェーンメールで詩が世界中に配信されたために広がったデマです。

この詩は、作者であるノーマ・コーネット・マレックさんというアメリカ人女性が、亡くなった自身の息子に対して送った詩なんですね。

彼女はケンタッキーの大自然の中で生まれ育ちやがて結婚。二人の子供に恵まれましたが、幸せは長くは続かず夫との関係は破局を迎えました。

離婚後、息子であるサムエル君の親権は彼女が勝ち取りましたが、息子は元夫に連れ去られ彼女とサムエル君は離れ離れになってしまいます。

その後彼女は必死でサムエル君の行方を探し続けました。やがて二年が経過したある日、彼女はついにサムエル君の消息をつかみます。しかしそれは愛する長男の消息を知る時であると同時にありえない悲しい事実をも知らねばならない時でした。なぜなら、彼女が愛息の消息をつかんだのは、サムエル君が亡くなってしまったという悲しい知らせによるものだったからです。

当時10歳だったサムエル君は水辺で遊んでいた時、そこで溺れていた小さな子供を救助しようとしてみずからの命を落としてしまったのです。

その後彼女は次男と共に暮らしながら、亡くなってしまったサムエル君に伝えきれなかった想いを書き綴っていきました。下にご紹介している動画の詩はそうした想いの中で生まれたものです。

彼女は2003年に末期癌であることが発覚。2004年に帰らぬ人となりました。

アップ主さんの説明

http://raorao.jp/

管理人のコメント

泣きました。皆さんも、大切な人を大切にできる時に大切にしてあげてほしいと思います。そして伝えられるうちに伝える勇気を忘れないでほしいと思います。

それと、この動画の詩はチェーンメールで広まる時に少しアレンジされているようですので、下記に原文を掲載しておきます。

『最後だとわかっていたなら』
作:ノーマ・コーネット・マレック / 訳:佐川睦

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても 分かってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして私達は 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも 明日は誰にも
約束されていないのだということを

愛する人を抱きしめるのは
今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず

もし明日がこないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから
微笑みや 抱擁や キスをするための ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと

忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうしてしてあげられなかったのかと

だから 今日 あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だと言うことをそっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

(サンクチュアリ出版より)