管理人の真弓知也です。人見知りで富士額な男です。よろしくどうぞ。
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日本人とお香

簡単なお香の歴史やお香についての個人的な意見をまとめたページです


日本人であるなら、お香についてご存じないという方はまずいないだろうと思います。日本人にとってお香は、宗教的な意味合いからもたいへんなじみ深いものですし、古くから香道という香りを楽しむ文化もありました。

このように、お香というものは日本人にとってとても身近なものですが、しかしこれは日本独自の文化というわけではありません。仏教に精通している方はよくご存知だと思うのですが、元々お香は仏教の伝来と共に日本にもたらされた文化です。

日本以外にお香の文化を持つ代表的な国といえば、インド、チベット、中国などが思い浮かびます。これらの国々にはそれぞれ特有のお香があり、現在それらは日本にも輸入されています。

輸入されたお香は、インド香やチベット香を中心にリラクゼーション目的で消費されています。このことからわかるように、日本人がもつお香のイメージは宗教的な意味合いから徐々にリラクゼーションへとその幅を広げつつあるといえます。

このイメージがどの程度広がっているのかということについては、申し訳ないのですが資料が少なすぎてちょっと管理人にはわかりません。ただ、広がったとはいえまだまだ日本人にとっては“お香=仏教”というイメージのほうが根強いことは確かだと思います。

しかし、海外のお香文化圏の国々にとってのお香は、宗教的な意味合いのみならず、医療としての側面も強くもっています。

お香の癒し効果

お香の癒し効果についての医学的な解明はあまり進んでいませんが、インドでは古来より宗教的な儀式や瞑想のお供として、人間の精神的な部分に密接に関わりつつ発展してきましたし、チベットではお香の精神的な作用が医学として使われています。

世界の四大伝統医学のひとつといわれるチベット医学では、全体医療の観点から病気を捉え、心と体のバランスを整える為にお香を使用しています。そしてその過程では数多くのお香レシピが生み出されました。

このように、お香は世界各国で精神の安定や集中、リラックスやリフレッシュの手助けをし、またスピリチュアルな意味合いでは場を清浄化するものとして歴史を歩んできました。そして現在ではリラクゼーションや瞑想の為のアイテムとして多くの愛好家に親しまれています。

しかし、多くの愛好家がいるわりには、お香の癒し効果についての西洋医学的なアプローチでの解明は進んでいません。その影響のせいか同じような香りのリラクゼーションとして、お香よりはアロマセラピーのほうが、西洋医学でその効果が認められている分だけ世間的な信頼度は高いように思います。

しかし、管理人個人の意見としては精油のかおりよりもお香のかおりにより強い癒しを感じます。管理人はリラクゼーションのために瞑想をすることがよくあるのですが(よくあるというより習慣化してるのですが)瞑想に一番適していると感じるのはやはりお香です。

おそらくその理由は、プラセボ効果に似たことが起こっているからだと思います。プラセボ効果というのは、偽薬を処方しても患者がそれを薬だと信じれば、暗示効果で心身の健康状態に改善がみられる現象をいうのですが、管理人がお香に感じる癒しもこれと同じような効果なのだろうと思います。

といいますのは、管理人は“お香=仏教”という文化圏に生まれ育った日本人ですから、やはりお香のかおりには神聖で神秘的なものを感じるのです。この神秘的なイメージが、管理人にお香の薬理効果以上の癒しを付加しているのではないかなと思います。

そう考えてみますと、私達お香の文化圏に生まれ育った日本人は、お香のかおりにその癒し成分以上のリラクゼーション効果を得られる特権をもっているのかもしれません。