管理人の真弓知也です。人見知りで富士額な男です。よろしくどうぞ。
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(3)アロマセラピーの間違ったイメージ

意外と知らないアロマセラピーと癒しのイメージの勘違いについてのお話です


このページではアロマセラピーの間違ったイメージについてお話したいと思います。

まずはじめに、管理人が前ページで「日本のアロマセラピーの歴史は浅い」と発言しているのを思い出していただきたいのですが、この言葉のとおり日本にアロマセラピーが普及しはじめたのはごく最近の話です。

もともと普及し始めたきっかけとなったのは、近代アロマセラピーのパイオニア的存在であるイギリスのロバート・ティスランド氏の著書、“The Art of Aromatherapy(ザ・アート・オブ・アロマセラピー)”『アロマセラピー(芳香療法)の理論と実際』が翻訳され出版されたことにあります。これは1985年の出来事ですが、これきっかけになったとはいえ、現在のようにアロマセラピーという言葉が広く一般に認知されるまでにここからはまだまだ時間がかかりました。

フランスでアロマセラピーが発祥したのは20世紀初頭であることから考えると、いかに日本のアロマセラピーの歴史が浅いものであるかということがおわかりいただけるかと思います。ただ、歴史が浅いかどうかという点はそれほど問題ではなく、問題なのは歴史の浅さから間違ったイメージが広く浸透しているという点です。

その間違ったイメージというのは「 アロマセラピーとはリラックスのためのもの 」というイメージです。アロマセラピーについてあまりよく知らない方は「そんなばかな」と思われるかしれませんが、これは無理もないことだと思います。なぜなら、アロマ関連の商品をあつかうWEBサイトの多くが、“アロマセラピー = 癒し”というイメージを前面におしだすデザインや色使いで作成されているため、多くの方がアロマセラピーと癒しを結びつけて考えてしまうのでしょう。

しかし、このイメージははまったくの間違いであり、実際には“アロマセラピーは癒しにも利用できる”というのが正しい姿なのです。なぜなら、200種~300種にも及ぶといわれる精油にはそれぞれ違った効果効能の側面があり、どんな精油を使っても癒し効果があるわけではないからです。意外なことにむしろ癒し効果のある精油のほうが少数派であり、多くの精油はその逆の効果をもっています。

とうぜんのことですが、癒しと逆の効果をもつ精油を使用すれば、その時はなんだか気分がシャキッととするような気がするかもしれませんが、ストレス軽減を望む、いわゆる「神経が疲れている方」にとって、長期的な意味で逆効果になります。

副交感神経が優位に働いている方(普段あまりストレスを感じていない方)は、ほんの一握りであるといわれる現在の日本の状況下で、アロマセラピーならば何でもかんでも癒しにつながるという誤解は心身によい影響を及ぼすとは思えませんので、とうぜん自己防衛のために精油にたいする知識が必要になってくると思います。

人体の測定機器が発達した現在では、精油の香りが自律神経に作用し、心のバランスに影響をあたえることはハッキリと証明されていますので、アロマセラピーの間違ったイメージにはくれぐれもお気をつけください。