管理人の真弓知也です。人見知りで富士額な男です。よろしくどうぞ。
プロフィール画像

(2)GABA摂取で癒されるためには壁がある

GABA摂取で癒しやリラックス効果を得ようとする上での、ちょっと困った事実についてのお話です


さて、このページのタイトルに“GABA摂取で癒されるためには壁がある”と書いていますが、これはGABAの摂取量をの制限などといったことではなくむしろその逆の意味をさしています。

GABAは健康に効果があらわれるであろう必要摂取量をこえても体に悪影響はないとされていますので、“摂取し過ぎる”ということに関してはまったく心配ないのですが、必要量まで摂取するということがけっこう難しいのです。

摂取方法そのものは、GABA含有量が多い食品を食べるというだけのことですので、方法としてはごく簡単で手軽なものです。ところが、摂取量となるとこれがなかなか難しく、三度の食事のみで十分な量のGABAを摂取するもはまず無理であろうと思います。

GABAの必要摂取量に関しては多くのWEBサイトで、健康効果をのぞむ場合は一日に10~20mgと説明されていますので、目にしたことのあるゲストさんもおられるだろうと思います。これは正しい情報であり間違いというわけではありませんし、この量ならば少し気を使えば一日に必要な摂取量を食事からとることもそれほど難しいことではないように思われるかもしれません。

しかしこの摂取量はあくまで、“健康効果を期待する場合” の摂取量の目安であり、癒しという観点でGABAを摂取するならばこの量では十分といえません。

専門家は、抗ストレス作用をのぞむ場合に必要なGABA摂取量を、一日に最低30mg、より効果的な作用をのぞむならば50~100mgは必要であるとしています。その理由は現代人のストレスフルな生活にあります。

本来ならばGABAは、必要量が自然に体内で生産されるはずなのですが、現代人の毎日は人間関係や生活の悩みによるストレスが多く、体内のGABAは常時そのストレスをおさえるために消費され続け、多くのかたはGABAが枯渇しやすい状態にあります。そのため抗ストレス作用をのぞむ場合のGABA摂取量はどうしても多量に必要になります。

また、GABAのリラックス作用の持続時間は、摂取から2時間ほどであるとされますので、GABA摂取により効果的な抗ストレス作用をえるためには食事のみでなく、食間に口にするおやつなどにも気を使わなくてはなりません。

この二つが、GABAを食事のみで必要量摂取するのが難しいとした理由なのですが、とりあえずはいったんここで下記にしるしたGABAを多く含むといわれる食品とその含有量の例をごらんください。

GABAを豊富に含む食品と含有量の例

・赤系トマト100gに含まれるGABA:約20~30mg

・発芽玄米100gに含まれるGABA:約15~20mg

・チョコレート100gに含まれるGABA:約9mg

・ぬか漬け100gに含まれるGABA:約100mg

・ジャコ100gに含まれるGABA:約750mg

・緑茶100gに含まれるGABA:約6mg

※ 食品の中でGABAを豊富に含んでいるのは穀類・野菜・発酵食・小魚などです。上記の例にぬか漬けをあげていますが、ぬか漬けとならんでキムチなどもおすすめですし、GABAは漬物全般に多く含まれています。

さて、例にあげた食品を見ていただければすでにお分かりかと思いますが、わざわざこれらGABA含有量が多い食品を使って、抗ストレス作用に必要な量のGABAを含む料理の献立を毎日考えることは大変な負担です。

主婦のかたには説明するまでもないことですが、毎日三度三度、違った献立を考えるということは、それだけでも大変な労力を必要とします。これは料理をあまり担当しない男性のかたが想像する以上に大変なことであり、日本中の主婦のかたが毎日これに頭を悩ませているはずです。

そこへもってきて、材料にGABA含有量が多い食品を使うという縛りをくわえて献立を考えるなどということは、私的な見解ではありますが継続が難しいのではないかという気がします。これは料理を作る側だけの問題ではなく、材料を制限されれば、当然レシピも制限されますので食べる側にとっても大きな問題です

そもそも、献立に労力をさくだけの時間と心の余裕があるということは、ストレスケアそのものをあまり必要とされていない状況にあるという可能性がありますので、当サイトに訪れてこの記事を読まれている時点で、“ 食事からのみのGABA摂取 ” という手段はあまり現実的ではないのであろうと思います。

では具体的にどうすればよいのかといいますと、GABAを主成分としたサプリメント、もしくはGABAが高濃度に含まれるよう人工的に手を加えた食品、このどちらかのGABA製品と料理の併用というのが、いちばん現実的で楽な摂取方法だろうと思います。現在、GABA関連の製品を製造販売する業者はいくらでもありますので入手も簡単です。

管理人的もできるだけ家庭にある材料で解決する方法はないものかと思い、ずいぶんと必要摂取量の問題解決について調べたのですが、やはり現状ではこれに勝る案はないようですので、これを踏まえ、次ページ以降では食生活に組み込みやすい食材についてお話したいと思います。