管理人の真弓知也です。人見知りで富士額な男です。よろしくどうぞ。
プロフィール画像

(3)副交感神経の活性化法2 食事の工夫

癒しとリラックスの神経“副交感神経”と食事の関係やこれを刺激する食事のコツなどついてのお話です


このページでは、副交感神経を刺激する方法としての食事についてお話したいと思いますが、まずは食事と副交感神経の関係についての簡単にご説明しましょう。

さて、はじめにごく当たり前のことを臆面もなく言わせていただきますが、人間は口から食事を摂取します(本当にあたりまえですね) そして口から摂取された食物は、これもあたりまえのように体内の消化器官をとおり、あたりまえに肛門から排泄されます。実は、この食事から排泄までのあたりまえの流れが、副交感神経を大きく刺激することになるのです。

理由は、口、消化器官、肛門といった食事に必要不可欠な器官の働きが副交感神経に支配されていることにあります。ようするに、食事から排泄までの行為は副交感神経ががんばらないとできないことなわけです。たとえば、食事の後に眠くなったり、やけ食いするとスッとしたりといった現象は、食物の摂取と消化といった作業をせまられた副交感神経が目を覚まし、体に抗ストレス作用があらわれているからなのです。

つまり食事をするという行為は、私達人間にとって最も身近で簡単で手軽なリラックス方法なのです。ご飯を食べるだけで癒し効果があるなんてけっこう意外だと思われるかもしれませんが、せっかく体に、こんな便利でナチュラルな癒し機能が備わっているのですから大いに利用したほうがお得です。ただ、同じ食事をするのにも、より効果的に副交感神経を刺激するコツといったものがありますので、これ以降は、その“コツ”についてのご説明にうつりたいと思います。

副交感神経を効果的に刺激する食事法

(1).よく噛んで食べる
口の働きを支配しているのは副交感神経ですので、とうぜん噛めば噛むほど副交感神経は刺激されます。そのため、食事によって抗ストレスを期待する場合はよく噛んで食べるということがとても重要になります。

しかしあまり噛みすぎて食べた物がドロドロになってしまうと、消化の為の器官の働きが抑制されてしまいます。消化器官の働きをつかさどるのも口と同じく副交感神経ですので過剰なそしゃくは逆効果になります。できるだけ副交感神経を刺激するためには、ほどほどによく噛んで食べる食事というのがもっとも有効です。

(2).食事に時間をかける
食事時間が長くなれば、それだけ長く副交感神経を働かせることになります。早食いの方などはできるだけゆったりと食事することを心がけましょう。

(3).仕事をしながら食事をしない
仕事の片手間に食事を取ると、仕事により交感神経が緊張したままの状態で食事を取ることになりますので癒しという観点からはとてもよくありません。

この場合は、仕事と食事によって交感神経と副交感神経を同時に刺激されているので、いっけんプラスマイナス0であるかのような印象を受けるかもしれませんが、これは大きな間違いです。なぜなら人間の体は副交感神経の働きより交感神経の働きを優先する仕組みになっているので、交感神経と副交感神経が同時に刺激されても交感神経働きが勝ってしまうからです。

食事によるリラックス効果を十分に得たい場合は、仕事や、ストレスを感じる悩み事などを頭においての食事はしないよう心がけましょう。

(4).食後の運動をしない
ダイエット中の方がよく、摂取したカロリーを消費しようとして食後に運動をしますがこれはよくありません。なぜなら、食事で刺激された副交感神経の働きを、運動による交感神経の働きが抑制してしまうからです。

また、カロリー消費と同じく、ストレスを溜めないということも重要なダイエット要素の一つでありますので、食後の運動には自分のストレスの度合いを考慮に入れた上での注意が必要です。

5.水分を十分とりましょう
これは食事法というよりも、生活習慣といったほうがよいかもしれませんが、水分を十分とることにより泌尿器系が活発に活動し、副交感神経が刺激されます。

副交感神経を刺激しやすいものを食べましょう

食べ物の中には、副交感神経を刺激しやすいものがあります。その理由はさまざまですが、下記にその例をしるしておきますのでお役立てください。

(1).植物性繊維が豊富なものを食べましょう
植物性繊維というものは、たいへん消化されにくいとゆう性質があります。消化されにくいものを食べれば、消化器官は長時間はたらかなければなりません。そうすると、消化器官を支配する副交感神経も、とうぜん長時間刺激されることになりますので、植物性繊維が豊富な食べ物には癒しと抗ストレス効果が期待できます。

【 植物性繊維が豊富な食品の例 】 玄米・野菜・キノコ・海藻など

(2).発酵食品を食べましょう
発酵食品に含まれる酵素の力は腸の働きを活発にします。腸が働くということはこれを支配している副交感神経が働くということですので、発酵食品は副交感神経を効果的に刺激してくれます。さらに、発酵食品には便通をよくする作用がありますので、腸内環境が整備され免疫力が安定し、副交感神経が働きやすくなります。

【 発酵食品の例 】 みそ・漬物・納豆・ヨーグルト・乳酸飲料など

(3).体が嫌がるものを食べましょう
体が嫌がる食べ物とは、すっぱい食べ物や苦い食べ物のことです。これらを適量の範囲で摂取すると、体は嫌がってなるべく早く排泄しようとします。その結果、排泄反射がおこり、消化器官の働きが活性化し、それにともなって副交感神経も活性化されます。

【体が嫌がる食品の例】 酢・梅干・レモン・苦瓜・しそ

以上が副交感神経を活性化させる食事法になります。大げさに食事法などと言ってはいますが、内容のほとんどは食事に関するちょっとした心がけにしかすぎません。しかし、それだけに実践することも簡単だと思いますので、もしよければ生活に取り入れて、癒しとストレスの軽減にお役立てください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存