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(2)副交感神経の活性化法1 爪もみでツボを刺激

副交感神経のツボを刺激する癒し・健康法である“爪もみ”のやり方・効果・注意点になどについてです


このページでは副交感神経を刺激し、その活動を活性化させる方法である“爪もみ”をご紹介したいと思います。

まず、爪もみとは何か? について解説したいと思いますが、これは爪の生え際の角の部位にあるツボを刺激する健康法です。爪の生え際には副交感神経のツボがあり、このツボを刺激することによって副交感神経の活動を活性化させることができます。

現代社会の生活様式やリズムの中では、自律神経の活動はどうしても交感神経優位になりがちです。しかし爪もみを生活のリズムに取り入れれば、これによって自律神経のバランスがとれ、ストレス軽減と癒しに大いに役立つことが期待できます。

しかも、爪もみは癒し効果やストレス軽減効果だけでなく体の健康にもたいへん効果があります。下記に爪もみにより期待できる健康効果をまとめましたので、興味があるかたはお読みください。

【 親指 : 肺などの呼吸器系 】
・アトピー性皮膚炎 ・咳 ・ぜんそく ・リウマチ ・ドライマウス ・円形脱毛症

【 人差し : 指胃や腸などの消化器系 】
・潰瘍性大腸炎 ・クローン病 ・胃潰瘍 ・十二指腸潰瘍 ・胃弱胃・十二指腸潰瘍、胃弱

【 中指 : 耳の症状 】
・耳鳴り ・難聴

【 薬指 : もまない 】
・うつ ・低血糖 ・アレルギー症状(アトピー、鼻炎、ぜんそそく等)
※癒しを意図する場合の爪もみでは薬指はもみません(詳しくは後述)

【 小指 : 心臓や腎臓などの循環器系 】
・脳梗塞 ・パーキンソン病 ・物忘れ ・不眠 ・メニエール病 ・高血圧 ・糖尿病 ・肩こり ・腰痛 ・老眼 ・動悸 ・頭痛 ・腎臓病 ・頻尿 ・肝炎 ・手足のしびれ ・肥満 ・生理痛 ・子宮筋腫 ・子宮内膜症 ・更年期障害 ・顔面神経マヒ ・自律神経失調症 ・不安神経症 ・うつ状態

上記のような健康効果は、副交感神経が活性化され体の免疫力が上昇するなどの効果によっておこります。このように、爪もみは心と体の両面の健康に貢献してくれるうえに、簡単、お手軽で、お金もかからずおすすめです。ただ継続して続けなければならないため、多少の“根気”は必要かもしれません(笑)

爪もみのやり方

手の指の爪の生え際の両脇を親指と人差し指で挟みこむようにして中指・人差し指・小指・親指の4本を順にもみます。薬指は交感神経を刺激する効果がありますので「癒し、リラックス」を目的とする場合は基本的にもまないで下さい。

爪もみ画像.png左の画像のような感じでもみます。指の腹を使ってもんでもよいですが、画像のように指先を使ってもむほうが力が入りやすく効果的です。力加減があまり弱いと効果がありませんので、かなり強めにもんで下さい。ただし血が出るほど力を入れるとやりすぎですので「痛気持ちいい」程度に加減して下さい。

ギュッギュッギュッと断続的にもんでも、ギュッーと10秒位押さえ続けるもみ方でも、どちらでも良いですし、ツボを押さえたまま左右にブラブラ振ったりするのも効果的です。各指につき20秒程もんで下さい。

ツボの位置はあまりこだわらなくても大体でOKですが、爪もみという呼び名から勘違いして爪そのものを押えてもまないように気をつけて下さい。名前は爪もみですが、もむのは指の側面です(正確には爪の生えぎわの両角です。ここに井穴(せいけつ)というツボがあります)。指の第一関節の側面を押さえたまま指先に滑らせると、急に細くなる部分がありますので、そこの爪際をもんで下さい。

指先から指をもむ順番は特にありませんので、もみやすい指から順にもんで下さい。

これを一日に2~3回行って下さい。それ以上の回数はやり過ぎになります。爪もみの効果には個人差がありますので、始めたその日に効果を実感する場合もありますが、中々効果を感じない場合もあり、そんな時はついつい回数を増やしたくなりますが、効果を感じない場合でも回数を増やすことはせず、一回毎の爪もみの時間を延ばすことで対応して下さい。

冒頭にまとめた健康効果の、「薬指」の効果に該当する「うつ、低血糖、アレルギー症状(アトピー、鼻炎、ぜんそそく等)」などの症状をお持ちの方は、爪もみの際に薬指を一緒にもまれる方が良いと思います(詳しくは後述の注意点をお読みください)。その際は、一日に2回~3回程度おこなっている爪もみの内の一回を、薬指を含めた全ての指をもむようにしてみてください。その後、様子を見ながらご自分の症状に合わせて全指の爪もみの回数を増やすべきかどうかをご判断ください。

☆ ~ ポイント ~ ☆
ここでご紹介した爪もみは両手の指をもむ方法ですが、下半身の健康に不具合を感じていらっしゃる方は足の指を一緒にもまれるのも効果的です。ただ、その際も基本的に薬指はもまないとお考え下さい。

爪もみを続けていると、稀に肩こりなどが酷くなる場合がありますが、これは効果が現れているということですので止めないで続けるほうが良い結果が得られます。

爪もみの注意点・まとめ 【必ずお読みください】

(1).もむ指について(重要
癒しを目的とした場合の爪もみでは基本的に薬指はもまないで下さい。薬指のツボは小腸・大腸・腰など中央部から下半身のツボであると同時に交感神経を活発にするツボでもあり、これを刺激してしまうと「副交感神経を刺激して癒される」という目的からは逆効果になります。

だだ、これはあくまで「癒し、リラックス」といったテーマに沿ってのご提案であり、薬指をもむこと自体が健康に悪影響を及ぼすわけではありません。薬指のツボは交感神経のツボですので、自律神経のバランスが副交感神経優位に偏っている方などが薬指以外の指だけをもみ続けると健康に悪影響を及ぼす場合もあります。

とくに、うつ気味の方や低血糖、アレルギー症状(アトピー、喘息、鼻炎など)等をお持ちの方が薬指以外の指だけをもみ続けるとかえって症状を悪化させる場合がありますのでご注意ください。その他、小腸・大腸・腰など中央部から下半身に健康上の不具合を抱え、これを改善したいとお考えの方は薬指をもまれてもかまいませんが、薬指の爪もみを行う場合は絶対に薬指単独の爪もみはおこなわないでください。薬指単独の爪もみは体の免疫力の低下させる恐れがあります。

日本自律神経免疫治療研究会の理事長である福田稔医師が、鍼灸学校に依頼して学生を対象に行った実験調査によると、薬指だけの爪もみを4週間続けた被験者は、実験以前より顆粒球の割合が増え、リンパ球の割合が減り、免疫力が低下したとのデータがあります。 ですので、薬指をもまれる場合は必ず他の指と一緒にもむようにして下さい。

福田稔医師がおこなった同実験調査では、薬指と他の指を一緒にもみ続けた被験者の顆粒球・リンパ球の割合には特に問題ありませんでした。この結果があらわすように、薬指のツボをもむ場合でも薬指以外の指を一緒もめば免疫力は低下しないということがわかっています。

(2).就寝前に薬指をもまない
前述のとおり、薬指の爪もみは交感神経を刺激してしまいますので安眠の妨げになります。就寝前に爪もみを行う場合は、薬指を避けて下さい。

(3).過剰にもまない
爪もみは両手の全ての指、もしくは薬指を除く8本の爪もみを1セットと考えた場合、一日に2~3セットが適当でありそれ以上もむのは良くありません。

もし爪もみを続けても効果が得られないと感じた場合でも、回数は増やさず1セット毎の時間を延ばすことで対応してください。


以上が爪もみのやり方になります。ここまで読んでくださった方はおわかりと思いますが、この癒し方法は時間も場所もお金もいらず、必要なのはわずかな根気(笑) という大変便利なものですので、ぜひ一度おためしください。

爪もみの話はいったんここで終わりますが、次ページで副交感神経を刺激する食事法などについて解説していますので、興味がある方は読んでみてください。

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